根が無くては木は立ちません。根が枯れてしまうと、幹も太らず、枝葉は茂らず、花を咲かせることもできません。
根は「先祖」、幹は「両親」、そして枝葉は「子孫」です。
父母、先祖を敬い供養することは、その形見であるわが身を大切にすることであり、子孫に受け継がれるものになります。
「身を立てて家を興す人、必ず先亡の供養を怠る者なし」
私、という枝葉があるのは。幹があるからであり、さらに根がしっかりと大地に踏ん張っているからです。
踏ん張っている根っこに感謝することは先亡先祖に想いを馳せて供養することです。