今から2500年も前のこと・・・
4月8日、大きくなって「お釈迦さま」になられるシッダルタ王子がお生まれになられました。
お生まれになると、四方に七歩歩かれ、右手で天を、左手で地を指して
「天上天下唯我独尊、三界皆苦我当度之」
(てんじょうてんげゆいがどくそん、さんがいかいくがとうどし)
「私たち人間だけでなく、生きているものすべて
尊いいのいちを戴いているなかまです。」といわれたのです。
お釈迦さまの尊いお示しは、「いまここ」にまで脈々とまっすぐに伝えられてきています。
いま、息をして生きていられることに感謝いたしましょう。
本日は天気が危ぶまれましたが、桜の花びらが舞うなか、たくさんのお檀家の方々を初め、
近くの老人ホームの方々も車椅子に乗ってお参りに来られました。